• by DAVID BOWIE.

2015年09月03日

Little Victories by THE STRYPES

2013年のデビューからの勢いはそのままに、アイルランドから出現した二十歳そこそこのバンド、THE STRYPES(ザ・ストライプス)のセカンド・アルバム『Little Victories』。

50年代や60年代のロックシーンを敬愛しているスタイルは不変、大物バンドの前座や楽曲参加で、新たな進化を期待したい。



サウンドチェック


#「Get Into It」


#「 I Need to Be Your Only」(Live Sessions)


#「A Good Night’s Sleep And A Cab Fare Home」


#「Eighty-Four」(Live Sessions)


#「Now She’s Gone」(Live Sessions)


#「Scumbag City」(Audio)



レビュー

冒頭の#1「Get Into It」は素直で挑発的であり、"若いから"というありきたりな表現は、ありきたりでいいとあっさり認めてしまうべきだ。この年代にありがちなスピード感とやんちゃ(ハチャメチャ)感だけとは一線を画す。

#3「A Good Night’s Sleep And A Cab Fare Home」は、ロックンロールの刹那が垣間見える。
いくらこれはロックだ、ロックではないと言っても、その刹那があるかどうか、見えるかどうか、感じるかどうかで、
ロックとしての芯の捉えようが変わってくる。

その刹那が#4「Eighty-Four」で勢いを持たせ、#5「Queen of the Half Crown」では渋めのギターイントロを響かせながら経由し、たどり着いた#6「(I Wanna Be Your) Everyday」がこのアルバムの中で特に気に入っているトラックだ。
前作、そして今作を含めた中で、珍しくバラード調である。こんな曲だとどうなるんだろうと疑問でありつつ期待していたが、満足させてもらっている。

#「Best Man」、#「Three Streets And A Village Green」で展開を変えつつ、すぐさまギアが入り、ツアーの影響なのか、#9~12まではUSロックのような雰囲気もある。

なお、ボーナストラックは7曲もあり、その中の今後も恒例となるのか、他アーティストのカバーがある。

今回は、MC5という1960年前半から1970年前半に活躍したバンドの#「Kick Out The Jams」で、ザ・ストライプスとしての鳴らし方で爆発させている。

ノリがいいから、若いから、という薄っぺらい感覚とは別時次元で今後も期待したいバンドだ。


スペシャルエディション


通常版


1. Get Into It
2. I Need to Be Your Only
3. A Good Night’s Sleep And A Cab Fare Home
4. Eighty-Four
5. Queen of the Half Crown
6. (I Wanna Be Your) Everyday
7. Best Man
8. Three Streets And A Village Green
9. Now She’s Gone
10. Cruel Brunette
11. Status Update
12. Scumbag City
13. Fill The Spaces In (bonus)
14. Lovers Leave (bonus)
15. Rejection (bonus)
16. G.O.V. (bonus)
17. Never There (bonus)
18. I Can’t Lie (bonus)
19. Kick Out The Jams (bonus)  


Posted by Takuji at 22:30Comments(0)音楽